『黒酢で疲労回復』その効果の理由とは?

疲労と言ってもその種類・原因は様々です。単純に体が疲れを感じる場所にわけると末梢疲労と中枢性疲労に分けることができます。

【目次】

疲労の種類

末梢疲労というのは体を動かし続けたときに起こりやすい筋肉などの疲れ身体的な疲労です。中枢性疲労とは長時間頭を使ったり、精神的なストレスが続いたときなどに脳に負担がかかり疲れを感じるものです。また私たちが感じる疲労の原因はこれらだけではなく普段の生活習慣の乱れなどによっても引き起こされます。

これら末梢疲労と中枢性疲労は個別に起こるものではなく、お互いに影響しあっています。身体的疲れから精神的にストレスがかかったり、精神的疲れから身体の健康バランスを崩すことはよくあることです。

疲労の分類の仕方として上記以外に疲労の質によるものがあります。
十分な休息や睡眠で回復する日常生活でおこる疲労は生理的な疲労で、それらで直らない疲労の場合は何らかの病気から来る病的疲労の可能性があるので、そういう場合はすぐに病院を受診されるほうがよいでしょう。

身体的疲労の対処法

黒酢の効能として疲労回復が挙げられますが、それは生理的な疲労の回復を指しています。生理的な疲労ならば、休息や睡眠で直るじゃないかと思われるかもしれません。

しかし日常不可欠におこる疲労を回復するだけの十分な休息、睡眠をとるということは現代の実生活ではなかなか難しいものです。また疲労を感じて単に休息や睡眠だけで疲労回復を図るには、普段から健全な身体を維持していることが不可欠です。

精神的なストレスからくる疲労はその原因が除去できれば、その疲労はなくなるでしょうが、身体を動かすことによって起こる身体的疲労はその原因を除去することができません。(なぜなら身体を動かすこと自体が目的である場合があるからです)
普段から疲労を起こしにくい、疲労に対して抵抗力がある身体作りは現代の生活にとって大事なことと言えます。

では黒酢の摂取によりそのような身体作りができるのでしょうか。

筋肉疲労の原因1

体を動かすことにより生まれる筋肉疲労の原因は、グリコーゲンの減少にあると考えられています。グリコーゲンとは糖の一種で運動時に筋肉収縮のためのエネルギー源となる栄養素です。

このグリコーゲンは筋肉や肝臓に貯蔵されており、運動時に筋肉内の筋グリコーゲンが分解され運動のためのエネルギーが生み出されます。グリコーゲンは同じくエネルギー源となる脂肪と違って体内に多く貯蔵できません。そのため運動によって貯蔵されているグリコーゲンの量が少なくなると活動のためのエネルギーが不足し疲労を感じることとなるのです。

疲労回復における黒酢の中の酢酸の働き

そこで疲労回復には消費した筋グリコーゲンを回復させることが重要となるのですが、黒酢を含む食酢一般に含まれる酢酸を糖と一緒に摂取すると筋肉と肝臓のグリコーゲンの再補充を促進する働きがあるとの研究結果があります。

また運動後の疲れた身体には乳酸がたまっていることから、疲労の原因として乳酸が考えられていますが、運動後に、糖と酢酸を一緒に摂取すると血中乳酸濃度の減少速度が促進されたとの結果も報告されています。

現在、この乳酸については身体を疲労させる疲労物質ではなく、運動した結果産出されるものであるとの考えがされています。

というのも乳酸は活動のためのエネルギーを生み出すためにグリコーゲンが分解される際にできる物質だからです。しかし疲労の原因が乳酸でないとしても、乳酸があるということはそれだけ「身体を使った=身体が疲労」を感じている指標となり、酢酸と糖を摂取して血中乳酸濃度の減少が早いということは、運動により疲れた身体を元の状態に戻していると考えられます。

黒酢に含まれる酢酸には疲れた身体をより通常の身体に戻すためのグリコーゲンの再補充血中乳酸濃度の減少を早めるという働きが見られるのです。

筋肉疲労の原因2

筋肉疲労の原因には長時間身体を動かし続ける(ゴルフ、山登りなど)ことにより起こる筋肉のタンパク質分解も挙げられます。このような長時間の運動は糖や脂肪からのエネルギーだけでは足りず、筋肉のタンパク質をアミノ酸に分解しエネルギー源とします。

アミノ酸の摂取でこの筋肉疲労の軽減を期待できることが研究結果としてでています。アミノ酸に関して言えば、黒酢は食酢の中でも群を抜いてアミノ酸の含有量が多いことで知られています。

筋肉疲労における黒酢の中のアミノ酸の働き

黒酢に含まれるアミノ酸の中にBCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼ばれるものが含まれていますが、このBCAAとは必須アミノ酸であるバリン、ロイシン、イソロイシンと呼ばれているもので、私たちの筋タンパク質中に多く含まれており、主に筋肉で代謝されエネルギー源となります。

このBCAAを運動前に摂取して運動すると、摂取したBCAAのほうが優先的にエネルギー源として分解されて、筋肉のタンパク質分解を抑制するので筋肉疲労が軽減できると考えられています。このことから絶えずBCAAを摂取していると筋肉疲労を軽減できる可能性があると見られています。

またBCAAを摂取することで筋肉損傷を軽減することが報告されています。
普段運動をしていない人が運動を行うと、後日筋肉痛を感じることが多々あると思いますが、これを「遅発性筋肉痛」といいます。これは筋肉の損傷や炎症から起こっていると考えられています。

この「遅発性筋肉痛」に関してBCAAなどのアミノ酸を飲んで運動を行ったグループでは筋肉痛や損傷が軽減されたとの結果が報告されました。 運動による筋肉疲労や筋肉痛といったものは少なからず身体に負担を与えます。免疫力を低下させて体調を崩すといったことになることもあるでしょう。

疲労しにくい体作り

アミノ酸の摂取で身体の疲労を軽減したり、予防したりすることで体調不良を招く事態を減らすことができます。
このような疲れにくい身体、疲労に対して抵抗力のある身体を手に入れたら、疲労を感じても休息と睡眠で回復が図れるはずです。

黒酢に含まれるアミノ酸には疲労回復の助けをするBCAA以外にも睡眠の質を高めるグリシンが含まれています。普段から疲労に対して抵抗力のある身体作りだけでなく、質の良い睡眠をとることができれば身体的疲労のみならず、ストレスなどから起こる中枢性疲労に対しても抵抗力ができていくでしょう。

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