食酢が持つ健康のもと『酢酸』

紀元前には酢が医療に使われていたという記録も残っていたほど古来より酢が体に良いと言われ続けています。また健康のために酢を摂るよう心掛けているといったことが少なくありません。

しかし現在の酢の健康人気を引っ張っている黒酢が注目を浴びている由縁は黒酢に含まれる「アミノ酸」「クエン酸」の存在でした。

黒酢の歴史は浅く、19世紀初頭鹿児島県の福山町でつくられはじめました。
黒酢と違って一般的に家庭でよく使われる米酢や穀物酢などは、黒酢ほどアミノ酸やクエン酸が豊富に含まれていません。

では、なぜ黒酢人気が起こる前から「酢は体に良い」と言われ続けたのでしょうか。

食酢の主成分『酢酸』

健康成分としてアミノ酸、クエン酸の名前が挙げられますが、実は黒酢を含む食酢の主成分である「酢酸」の健康機能はあまり知られていません。

実はこの酢酸の健康機能は科学的に証明されており、この酢酸の機能が昔からの「酢が体に良い」ということ支えているのです。

酢酸というのは酢の酸味や刺激臭の元であります。酢の中の酢酸は「糖化→アルコール発酵→酢酸発酵」の製造過程で最後の酢酸発酵の段階で、酢酸菌がアルコールを酢酸にします。

黒酢では熟成期間が長ければその分アミノ酸などの有効成分が増えると言われていますが、酢酸は熟成期間の長さによってその含有量は変わりません。

酢酸の健康機能

酢酸の健康機能は血圧低下、疲労回復、カルシウム補給、内臓脂肪の減少、食欲増進などであると考えられています。

とくに血圧低下において、中等度高血圧の人が適量を摂取すれば血圧が低下することが人を使った研究で証明されており、国の審査を通って酢酸を含んだ商品に対して特定保健用食品のマークをつけることが許可されたものがあります。実際その商品には「本品は食酢の主成分である酢酸を含んでおり、血圧が高めの方に適した食品です。」という表示がなされています。

JAS法で定義されている食酢全般にはこの酢酸が入っています。酢酸が私たちの身体に良い影響を与えることがわかりましたが、黒酢にはさらに「アミノ酸」「クエン酸」といった有効成分も含まれているのです。

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